本の紹介"イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本"

インターネット、サービス、人工知能

 

プログラムは得意であるが、サーバ・ネットワーク周りのことは苦手である。

スタンドアロン環境で実行するだけならば、サーバやネットワーク関連の知識は必要でなく、手元のPCで動いてくれればいい。

しかし、遠くの目標としてプログラムで実装したものを何らかの"サービス"としてインターネット上に公開したい。

今ならばパブリッククラウドなどを使えば、物理サーバを買わずとも安価で仮想サーバを立てることはできる。

 

最近、人工知能の文脈でプログラミング言語がクローズアップされることが多くなってきた。

特に機械学習のライブラリが豊富なPyhton, R。

それらを駆使し人工知能を実現することは今後重要になることは間違いない。

 

実装した人工知能スタンドアロン環境で実行するだけでなく、"サービス"としてインターネットで公開したいと思う。

ことまで考えているなら、"サーバ"周りの知識が必要になる。

 

本書は、"サーバとネットワーク"周りの主なキーワードについて図解で非常に分かりやすく説明してくれる。

 

"サーバ"を構築し、その上にサービスを実装しなければならない。

サーバの知識、ネットワークの知識がここで必要になる。

 

もちろん、一人でやらず専門の人にやってもらうのが良いと思うが、一人でやらざるを得ない時もある。

現在は、物理サーバを購入しなくても、AWSなど仮想マシンを従量課金で借りてくることもできる。

実験的に比較的コストの安い小さな仮想マシンでサーバを構築し、インターネット上にサービスを公開することもできる。そこで反響があればスケールアップして再度サービスを公開すれば良いのだ。

 

サーバの知識について初心者にも非常ややさしく図解で説明してくれる。

サーバ初心者の1冊目としてオススメの本です。

 

イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本

イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本

 

 

 

 

本の紹介”マンガでわかる地政学  -茂木誠”

地政学の言葉にシーパワーとランドパワーという言葉が出てきます。

 

自由に海上交通ができる国、シーパワーの国。

海への出口が少なく内陸で周辺の国と対峙する国、パワーランドの国。

それぞれ戦略が違います。

 

シーパワーの国は海上交通ができるという強みがあります。シーパワーのイギリスは海上権を握り植民地を得ました。

要所である海峡を自由に安全に渡り、シーレーンを確保することがシーパワーのやらなくてはならないことになります。

 

対して、内陸で周辺国と対峙する海への進出があまりないパワーランドの国は、自由な海上交通ができるようシーパワーの国にプレッシャーをかけ、海への出口を模索します。ランドパワーの大国が、港を手に入れ自由な海上交通が可能になれば、さらに影響力を高めることができます。

特に東欧ではランドパワー大国ロシアの脅威、

東南アジアではランドパワー大国 中国の脅威、

これらに対応するために同盟を組んで包囲網を組んだり、対抗するのをやめその国の順属国になったりします。

 

"世界警察"アメリカの相対的な力の衰退、ランドパワー大国 中国の台頭、世界情勢は、刻一刻と変わっていきます。

アメリカの後ろ盾がなくなった時日本は、中国やロシアなどの大国とどう向き合うのか対応を突きつけられることになるでしょう。

 

国の存亡を賭けた競争は"常に"続いているので。

我々もその競争の渦中にいることは間違いありません。

地政学は、どう生き延びていくか私たちに地図の役割を果たしてくれます。

 

マンガでわかる地政学 (池田書店のマンガでわかるシリーズ)

マンガでわかる地政学 (池田書店のマンガでわかるシリーズ)

 

 

本の紹介”二人で一人の天才 Power of Two”

過去を振り替えたった時、ただの”友達”とは違う特別な”パートナー”と呼んでもいいくらいの人を思い返すことができる。

恋人でもないのに、考えていることがだいたい分かり、たいていの問題なら2人で解決できるかもしれない、そう思わせるような関係。

 

 

この本では、今まで成功してきた”パートナー像”にスポットを当てます。

そのパートナー像は、今までスポットライトにあたっていた”1人で孤高な天才像”を否定します。一方が表向きではスポットライトに当たっていたとしても、その片方でペアとなって活動していた人がいたはずであると。

 

1人でできることは限られているが、2人なら急にできることが増える。

 

パートナーに初めて出会ってから経験する"邂逅、融合、弁証、距離、絶頂、中断"という経過。

パートナーがどのように生まれ、どのような経過を経ていくのかを、いくつかの事例を交えて記述していきます。

 

1足す1が10にも1000になるような人間関係。 

人間関係の最小単位は2人です。その2人の関係性を考える上でも貴重な一冊になっています。

 

本の紹介”東大教授が教える独学勉強法 -柳川範之”

本書は”学問”を志す人に向けて書かれた本です。
特にアカデミックな場所に頼ることがない”独学”で勉強する人に向けられて書かれています。

(学受験や資格対策の勉強はこの本の範疇ではなく、
 あくまでも”学問”を”独学”するための人に向けれて書かれています)

 

人によって勉強スタイルは違います。
学校の勉強の仕方や先生との相性が自分と合わないだけで
その”学問”がつまらなくなってしまうことはその人にとって大きな損失です。

しかし、”独学”では自分のペースで自分に合ったスタイルで勉強を進めることができます。そこが”独学”の最大のメリットと言えます。

 

筆者は家族の転勤の都合で海外での暮らしが長く、その中で独学方法を身につけたと言います。

本を二回繰り返して読む方法や、本の著者と”喧嘩”しながら読む方法など
筆者の独学のヒント・エッセンスが詰まった本となっていて
”学問”を”独学”で志す人には最適な本だと思います。

 

そして世の中には、大学などの研究機関に所属せず、普通の生活をしながら研究する人がいます。(”在野の研究者””在野研究者”とも言えます)
その”在野研究者”にスポットライトを当てて書かれているのが『これからのエリック・ホッファーのために: 在野研究者の生と心得』(以下の本です)。

在野研究者について書かれている本はそんなに多くはありません。
そういった意味で、とても貴重な本だと思います。

この本の中で、在野で研究するにあたってどう困難を乗り越えていったか
16人の在野研究者を紹介しながら、在野研究の心得を伝授してくれます。

在野で研究する方には一読の価値のある本です。

 

これら2冊を通して、
研究機関への所属や高い学歴など確かにあれば便利ですが、
そういったものがなくても”独学”あるいは”在野”といった状況にあっても
”学問”あるいは”研究”はできるという可能性を示してくれた貴重なことを教えてもらったような気がします。

在野で研究している人の中からスターが生まれることを願います。

本の紹介”まんがでわかる サピエンス全史の読み方”

”サピエンス全史”という本が話題になっているようです。

amazonのビジネス書大賞2017 大賞にもなっています)


読もうと思っていましたが、上下巻と分かれていて、各巻300ページとボリュームも多いのでなかなか購入には至りませんでした。

 

そんな時、まんがでわかるシリーズで”サピエンス全史”が取り上げられていることを知り、まず入り口としてこのマンガでわかるシリーズを読むことにしました。

・・・

私たち、ホモ・サピエンスは唯一の人類ではなく、
過去にアウストラロピテクス、ホモ・ネアンデルターレンシスなど他の人類と共存していた時期がありました。しかし、ホモ・サピエンスだけが頂上まで上り詰めることに成功しました。

 

それはなぜか。

それはホモ・サピエンスだけが”フィックション(虚構)を信じる力”を持っていたからであるとユヴァルは主張しています。

この”フィックション(虚構)を信じる力”を軸にして、
ホモ・サピエンスの歴史をたどっていきます。

 

ホモ・サピエンスは今までたくさんの実態のないフィックションを作ってきました。

神話、法律、宗教、貨幣、社会的地位、国家、資本主義。

これらのフィックションをみんなで信じることができたからこそここまで発展してきたとも言うことができます。

 ・・・

このマンガでわかるシリーズは、ホモ・サピエンス全史の全体像を把握するのに最適でした。サピエンス全史の入り口としてお勧めいたします。

 

本の紹介”良心をもたない人たち”

”良心を持たない人が世の中にいる”
この苦い薬を飲むことは、彼らから自分の身を守るための
大きな助けになります。

 

本書では、25人に1人がサイコパス、良心を持たない気質を持っていると言っています。
良心を持たないとはつまり、彼らの心中には良心の呵責というものがなく、自分の行動がその人にどういう結果をもたらすか無視することができるということです。

良心に縛られないという意味では、彼らは自由です。
自身の出世のためなら嘘もつけるし、今まで支援してきた同僚も裏切ることもできます。いじめ・ハラスメントなどをしても良心の呵責を感じることもありません。

またIQが高く野心的なサイコパスは、社会で高い地位に就くことさえあるといいます。

 

良心を持たない人がいるという認めがたい事実を心に留めておくのは、
自分がその被害者にならないためにも必要なことだと感じました。

 

 

第5回日経「星新一賞」

2017年6月1日から9月30日まで、
星新一賞の作品を受け付けるそうです。

hoshiaward.nikkei.co.jp

 

[どのような物語を書けばいいか?]

あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください。 (規定字数:10,000文字以内)

人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けるとのことです。

10,000文字以内なので、原稿用紙(400文字)25枚以内に収まっていればよさそうです。

人工知能、ロボット、宇宙旅行、遺伝子操など近未来の色々なテーマが考えられます。 

 

一般の部でグランプリに輝いた場合には賞金100万円が贈られるそうなので、
賞金ハンターの人はぜひ挑戦してみてください。