本の紹介”無形の力 -野村克也”

今回紹介するのはプロ野球選手の本です。

プロ野球選手というと、小さい頃から野球で群を抜いて上手くて、甲子園に出て、ドラフトでプロになり活躍するというプロセスを辿るとイメージされるかもしれません。
しかし、野村監督はそのプロセスを辿れませんでした。
まず、甲子園に出ていません。そもそも野球自体家族から反対されていました。
高校の先生が南海ホークスに手紙を送って、プロテストに出て、なんとかプロになります。

 

プロになっても苦難が待ち受けていました。
・肩が弱い
・カーブが打てない

野球選手として致命的な弱点を”頭脳”を使って克服していきます。
・当時タブー視されていた筋トレを秘密に敢行。一升瓶に砂を入れて筋トレを行い筋力をつけ、肩を強くした。
テッド・ウィリアムズの打撃論を読み、投手が変化球を投げる時の癖を研究。変化球を攻略。


何か壁にぶつかった時、野村監督が行ったように”頭脳”を使うことで攻略できる。
これが野村監督の”無形の力”だと言います。

有形の力を体の大きさや天性の才能など目に見えるものであったり、先天的なものだとすると、
有形の力で相手に負けている時そのまま相手と戦っても負けてしまします。

しかし、無形の力をつけることで有形の力を持たない弱者でも強者に打ち勝つことができることを野村監督は野球を通して体現しました。

野球に限らず、自分には○○がないからと有形の力がないことを嘆かず、無形の力を使って戦うことを推奨しているように思います。

”無形の力”お勧めいたします。

 

She smiled

She smiled .
For a moment he smiled .

The light supper over , Claire went to him and , slipping an arm about his shoulder , sat on his knee .
`` I've seen you , though , before '' , she said with enormous coyness , patting his knee .

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彼女は微笑んだ。
少しの間、彼は微笑んだ。

軽い夕食は終わり、クレアは彼のところに行き、腕を彼の肩にそっと置いた。
そして彼女は彼の膝に座った。
「私はあなたを以前見たことがあるわ」
彼女はつんとすました顔で彼の膝を軽く叩きながら言った。

 

 

 

本の紹介”力の抜きどころ”

今回紹介する”力の抜きどころ”という本は、
完璧主義に立ち向かう本です。

 

 

・細かいミスを気にしてしまう
・全てを1か0で考えてしまう
・人から否定されるのが怖い

上記に思い当たる節がある人は、完璧主義かもしれません。

 

完璧主義を手放すことは怖いことです。
ある程度不完全な状態を受け入れないといけないからです。
しかし、現実的に考えるとあらゆる面で完璧100点を取ることは不可能なことです。
いくら努力しても自己研鑽しても万能であることは無理です。
私たちの生きている時間は無限にはないからです。
苦手なことばかりに目を向けて苦手なことを克服するためだけに生きていくことは間違っています。

自分のできること、自分の得意なところに目を向けて
そこで勝負するのが健全だと思うのです。

 

”力の抜きどころ”自体は1時間もあれば読めてしまう内容ですが、
完璧主義な人は得るものが多い本です。

実験”もしプログラムがブログを書いてくれたら⑥”

”Japan”についてのレポート:

FED BUYING DOLLARS FOR YEN IN OPEN MARKET , NEW YORK DEALERS SAY
Worse , how are European Community sales to Japan rising rapidly when the European Currency Unit has until now declined only 11 pct against the yen .?
Official sources said the bank , France' s sixth largest in terms of its deposits and seventh in terms of its assets ,

 

FEDは日本円のために公開市場でドルを買っている”
とニューヨークのディーラーは言う。
さらに悪いことに、急速に成長する日本への欧州共同体の販売はどうする?
欧州通貨単位は現在、日本円に対して11%しか減少していない。
当局筋によるとその銀行について、フランスで預金の面で6番目、資産の面で7位となっている

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相変わらず、適当な文章ですが、
日本に対して脅威を感じる文章となっています。

本の紹介”イシューからはじめよ”

私たちは永遠の時間を持っているわけではありません。
限られた時間を使って仕事や人生のタスクの問題(issue)を解決していく必要があります。

私たちの時間は限られています。
そう考えた時に、すべての問題(issue)を解決することは不可能であるし、
とても非効率です。

しかし、私たちは目の前の問題(issue)ばかり見て、どうしたら問題を解決できるか、
手段ばかり気にしてしまいます。

この本はそういう態度に反対し、まずは問題(issue)が重要か重要でないかの見極めから始めようと訴えます。

私たちの時間は限られています。
すべての問題(issue)を解決するにはあまりにも時間が足りません。
重要な問題(issue)は何なのかの見極めからスタートする、これが本書の訴えとなります。

本書ではこのイシューから始める姿勢について、
全ての問題を高品質でやり遂げようとする「犬の道」などについて触れ
どうしたらイシューから始める姿勢になれるか詳しく記述があります。

本の紹介”図解雑学 フロイトの精神分析”

 今回、紹介したいのが本書”図解雑学 フロイト精神分析

はじめて無意識を発見したフロイト、現在の臨床心理学の礎にもなっています。
心の機構がどのようになっているのか分かりやすく説明してある良書です。

自分の心の機構を知ることで、本当の自分の気持ちに気づけたり、
自分の気持ちの性質を知ることで心のトラブルを避けることができます。

 

まず臨床心理学はフロイトから読むと理解が深まると思います。

本の紹介”マンガで分かる技術英語”

研究活動をする上で避けて通れないのが、
英語論文の読み・書きです。

自分で試行錯誤して英語論文と格闘するのもいいですが、
どういう点に注目して英語論文を読んだら効率がいいか、
英語論文を書く時のテクニックが書かれている本があるので
それを参考にするのが効果的だと思います。

本書”マンガで分かる技術英語”では、技術英語の初学者向けに以下のことをイラストを使ってやさしく解説してくれています。
・英語論文の読み方
・英語論文の書き方
・メールの送り方とプレゼン資料の作り方

国際会議など将来予定のある人は必読の本です。