本の紹介”アファメーション -ルー・タイス”
今回、紹介するのは”アファメーション”です。
アファメーションとは、自分自身に肯定的なメッセージを投げかける行為のことです。
普段私が自分自身にどういった言葉を投げかけているか観察してみると、
「また失敗してしまった、なんて馬鹿なんだ」
「あれをやるのは面倒だな、できればやりたくない」
「ああ、どうしよう」
などネガティブなメッセージでいっぱいでいっぱいであることが分かりました。
この本では”具体的にこういうメッセージを自分自身に言えばいい”という具体的なセリフは出てきません。そのセリフは自分自身で決めて、自分自身に投げかけるのです。
本書では、まず目標、ビジョン、価値観を明らかにすることが最重要だと説いています。人間は生きるのに目標が必要だ、とまで言います。
目標が設定できたら、創造的な思考でポジティブなセルフトークを取り入れます。
・成功したら大げさなくらいポジティブな言葉を投げかける
・失敗したら「私らしくないな」で流す
また、頭の中で成功した時の状況を詳細までイメージできるようにします。
それから行動を起こし、成功を現実のものにします。
数々の自己啓発本で言っていることを体系化してあるように感じました。
つまり、これ1冊で数々の自己啓発本の価値があると思います。
本格的なアファメーションについて学びたい人は、
本書を一読することをお勧めします。
a cool hall
He stared at it , amazed , alarmed .
A pitiful few of them are left now , to subsist mainly on the tourist trade and to sing their ancient tribal chants , which have the same haunting sadness as the laments of the American Indians .
We walked down the cool hall silently .
Her cough sounded like cloth ripping .
''The alabaster cockatoo '' .
She said.
He shrugged noncommittally .
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彼はそれを見た時、驚いた。
哀れな少数の人々は、観光業を中心に生活し、古代の部族の歌を歌うために今、残されている。それはアメリカのインディアンの嘆きと同じような悲しみがあった。
我々は静かに冷たい会場を歩いた。
彼女の咳は布が裂けたように聞こえた。
”アラバスターのオウム ''と彼女は言った。
彼は曖昧に肩をすくめてみせた。
本の紹介”神経言語プログラミング -リチャード・バンドラー”
本書は、神経言語プログラミング(NLP)と呼ばれる領域に関する本です。
NLPとは言語やその時味わった体験に工夫を加えることでその人のパフォーマンスを上げていこうとする分野です。
本書はそのNLPの原書とも言われる本です。
私たちの頭脳は常に動き続けています。
今見えているものは何かとか明日はxxをしないといけないとかおなかが減ってきたとか常に何かしら考えています。
正常な時はそれで問題ないのですが、放っておくと暴走するときがあります。
過去の上手くいかなかったことを繰り返し繰り返し思い起こしてしまう時など頭脳が暴走しているいい例とも言えます。これでは頭脳に振り回されてしまっている状態です。
頭脳のハンドルを握りコントロールするのはあくまでも当人の私たちです。
どのように頭脳のハンドルを切るかがNLPの腕の見せ所となります。
例えば、こんなコントロールの仕方があります。
まず、過去の楽しかったできごとを思い描いてください。
楽しかったできごとが目に浮かんで来たら、その情景をだんだん明るくしていってください。
次はその情景を少しずつ大きくしていってください。
一般に、明るくしたり大きくしたりするとそれだけ感情も高ぶってきます。
逆に、不愉快なことを思い描き、その情景を小さく・暗くすると嫌な気分もそれだけ小さくなっていきます。
これらのテクニックがNLPと呼ばれる領域のテクニックになります。
思考や感情に振り回されるのではなく、思考や感情をコントロールする術を身に着けたい人は本書はとても参考になると思います。
考察:人生の”過学習”と”汎化能力”
人の言うことを聞いたり、個々の経験から学んだりすることはいいことだ。
特に失敗から学ぶことは多い。
しかし、人の言うことを聞き過ぎたり、個々の経験や失敗から学び過ぎるのは逆に良くない。
学びに学んだ複雑なことを守り過ぎて身動きができなくなる、逆に成果が上がらなくなったりする。過剰適応だ。
「過学習」と同じ原理だ。
学習用のデータでは100%の精度を取れたとしても、それ以外の未知のデータでは低い精度になってしまう。学習用データに過剰適応しすぎたため未知のデータに対応できなくなってしまう現象だ。
ではどうすればいいか。
学ぶことはいいことだ。だが過剰に適応しようとせず適当に程々に学習すればいい。
学びに学んで複雑な考えに至ったとしても、複雑すぎてこれまた過学習を起こしてしまう。
学んだ教訓を複雑にせず程々にすること、
少し適当になったり、リラックスしたり、精度を求めすぎないことが
「汎化能力」を高める秘訣なのかもしれないが、その辺は機械学習に詳しい人に聞くと確実だと思う。
経験を多量につめば、分かる時が来る。
実験”もしプログラムがブログを書いてくれたら⑦”
Love is War.
Infinite peace , complete contentment .
I felt no conflict between what I was doing and my strict religious upbringing .
I wanted him , with a terrifying fierceness .
The sommelier brought the wine first , a magnum instead of the bottle I had ordered .
And , though at the time I blushed to admit it even to myself , there was in me a growing desire , a sexual awareness , that Johnnie had set in motion , an awareness that no other man had ever triggered .
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愛は戦争だ。
無限の平和、完全な満足。
私は自分がやっていることと厳格な宗教的な育成との間に葛藤を感じませんでした。
私は恐ろしい激しさで彼を欲しがった。
ソムリエは、最初にワインを持ってきた。そして私が注文したボトルの代わりにマグナム銃を持ってきた。
そして、私が自分自身にもそれを認めほほを赤らめた時に、ジョニーが動いていたという欲望と性的な意識が、私の中にありました。その意識はそのほかの男性でも引き起こされたことのないものでした。
本の紹介”未来を味方にする技術 -斎藤昌義”
今回紹介するの書籍は”未来を味方にする技術”です。
最近、ニュースでよく聞くAIや自動運転、ドローン、フィンテックなどといった最新IT技術について平易な説明をしてくれています。
AIや自動運転、ドローン、フィンテックなど実はよく分からないという人は一読の価値があります。
それぞれの最新技術について広く分かりやすく記述しているので、全体像を把握することができます。
本書を読んで最新のIT技術を使った今後のビジネスの形はどうなっていくのかを想像する必要があるかもしれません。
なぜなら、AIや自動運転、ドローン、フィンテックなどの最新IT技術は新興企業が伝統的企業を倒す武器になりえるからです。
自動車が馬車を駆逐してしまったように、ウーバーはタクシー業界をAirbnbはホテル業界を浸食しつつあります。
日本では、上記のように新興企業に伝統企業が浸食されるのを阻止するため
以下のような動きがあります。
・トヨタ、ホンダは優秀なIT人材を確保するのに必死になっています。
現在日本が自動車産業で稼いでいるとすれば、自動運転の技術を放っておく
わけにはいきません。
もしトヨタが自動運転で後れを取ればシェアを奪われ痛手を負う可能性があります。
・コマツはドローンでの測量を始めています。
これはコマツはこの先建設機械を売るだけではだめで、測量というサービスまで
売ろうとしているためです。
最終的には建設というソリューションまで手掛けていくはずです。
コマツは現在建設機械の製造業ですが将来は建設サービス業をやっているかも
しれません。
・銀行もフィンテックの新興企業と手を結び始めています。
・日立、NECなどIoTやAIを活用しようと躍起になっています。
顧客から取得できるデータを活用して、さらに提案を行い
高い付加価値を付けるためです。
そうしなければ高い利益率を得ることができず株主が離れて行ってしまいます。
”未来を味方にする技術”であるAIや自動運転、ドローン、フィンテックについて知ってもらいこの機会をピンチではなくチャンスと捉え、自分のビジネスの未来について考えるきっかけになればと思います。