統計検定2級

先日、統計検定2級をCBTで受験しなんとか合格することができました。

そこで参考になった本を紹介したいと思います。

 

勉強方法としてはまずは易しい参考書でイメージを固めて、
後は過去問を全て解く&間違えた所は参考書で確認というやり方で行きました。

 

■統計2級の過去問と参考書について

①統計検定 2級 公式問題集・・・統計検定2級は過去問主体での勉強になると思います。過去問全て解くことで、傾向を掴むこともできますし、自分の弱点も見つけることができます。必須アイテムです。

 

②マンガでわかる統計学・・・統計の初歩について学ぶことができる良書です。
       そもそも統計とは、そもそも正規分布とは、そもそも平均や分散とは。
       統計を学ぶ前に一読し、統計のイメージを捉えるのに役に立ちました。

統計学がわかる ・・・2級の難所と思われる、信頼区間、t検定、分散分析などについて身近な例(ハンバーガー屋さん)から学べる良書です。

 

④直感的統計学・・・ビジネス寄りの統計学が学べる本です。問題・解説ともに充実

 

統計学基礎・・・こちらは2級対応の参考書ですが、無駄のない厳格な説明となっているため初心者にはとっつきにくい印象の本となっています。しかし、出題範囲を網羅しているので私は念のために買いました。

 

統計に特別な苦手意識がある人は、
統計検定3級を受験してから2級を受けてみるのもいいかもしれません。
(私も統計検定3級をうけてから2級を受けました)

急がば回れで、ステップバイステップで段階的に学習した方が効果的な時もあります。
(3級もCBT形式の試験を実施しているので自分の都合の合う日時でテストを受けることができます)

 

■統計3級の過去問と参考書について

①過去問・・・統計3級も過去問中心に勉強すれば取れます。

②参考書・・・3級の参考書はこれ1冊で大丈夫でしょう。
       難しいことは書かれてないので1週間あれば読み終わると思います。

本の紹介”プログラミングは最強のビジネススキルである”

今回紹介するのは、”プログラミングは最強のビジネススキルである”という本です。

1980年代〜2000年代、日本の花形産業はソニー松下電器、シャープあるいは日立、東芝といった電機メーカー、家電メーカーでした。

そのころプログラミングスキルはあまり重要視されておらず、機械工学、電気工学が主流であったように思います。(プログラマ35歳定年説という言葉までありました)

しかし、2010年代に入り風向きが変わります。
まず家電メーカーがサムソンといった新興メーカーにキャッチアップされ価格で勝てなくなってきてしまいます。
重電を取り扱う電機メーカーなら大丈夫かといえば、そうでもなく東芝は現在苦境に立たされています。

日本の業界全体に閉塞感が漂い始めました。

一方アメリカではGoogleAmazonFacebookAppleなどといったIT産業が急成長します。(日本も今後はAIやIoTといった技術を使って産業の立て直しを計ることになると思います)

日米のこの差は”プログラミングスキル”の差であると私は考えています。
今後はビジネスで成功を考えた時プログラミングスキルが必須になると思います。

この本の題名が言うようにプログラミングスキルは”最強”のビジネススキルとなったのです。

 

本書では、情報系の学生でない人向けにコンピュータサイエンスの概要についてざっくりと書かれています。

またどのプログラミング言語を学べば良いか指針が書かれていますので、これからプログラミングの学習を考えている人の1冊目の本として適していると思います。

 

実験”もしプログラムがブログを書いてくれたら⑨”

空を見てください。
それは遅れた出てきた月でしたが、今は空が黒くなっていて、星は銀色、灰色の空を涼しげにしていました。
私は頭の後ろに手をやって、その空を見つめていました。
夜空に向かって顔を上げていると、静かに雪が降ってきました。
私は空を見ることで恐怖の混乱を振り払いました。

実験”もしプログラムがブログを書いてくれたら⑧”

4月の土曜の夜、霧のような雨が降っていました。
彼は、27歳のうちにどんな組織にも属したことがありませんでした。
彼は部屋に篭って、一人で座って絵画に打ち込んでいました。
彼の窓の向こうには緑の木、新しい春、永遠の希望、永遠の命がありました。

私は彼が人生を遂行しようとしているところをずっと見ていました。

彼のお母さんは彼の生き方を嫌っていました。
絵画ではなく何か別の普通の道に進んで欲しいと。
しかしこれは彼の人生の道なのです。

 

実験"もしプログラムがブログを書いてくれたら番外編"

AIで小説を書こうというプロジェクトがありますが、

海外では、AIが記事を書いてくれるというサービスがすでにあるようです。

 

articoolo.com

上記のArticooloはユーザが入力した2〜5個のキーワードから記事を自動で作成してくれるというサービスです。

なおサインアップが必要で、自動で作成した記事を全て閲覧するにはお金が掛かります。

すでにこのようなAIが実現されていたのは驚きです。

どのような仕組みで自動で記事を書いているか気になるところです。

 

本の紹介”マッキンゼーが予測する未来―近未来のビジネスは、4つの力に支配されている”

”すでに起こった未来”という言葉があります。


例えば日本では人口減少、超高齢化社会は未来のことであるが、すでに起こった未来と呼ばれています。
日本では、人口減少、超高齢化社会が予想されていますが、
世界ではどのようなことが予測されているのでしょうか。

 

本書ではマッキンゼーが予想する”世界の未来”が詳しく記述されています。

 

マッキンゼーはこれから起こることとして4つの破壊的な力が働くと言っています。

新興国都市化、経済の中心の移動

・加速する科学技術のイノベーション

・世界的な高齢化が始まる

・世界経済は蜘蛛の巣のように密接に繋がる

 

この本を読んでいるとこれから起こることは私たちの考えている常識外であり、”常識”を新たにセットし直す必要があると思いました。

 

マッキンゼーが未来のことを記した力作です。
世界の未来についての”常識”をセットし直し、新しい時代を生き抜く力をつける良いチャンスだと思います。

 

本の紹介”まんがでわかる伝え方が9割 -佐々木圭一”

人にこうしてほしいやこう動いてほしいと思うことは日常生活でよくあることです。

例えば、

・私とデートしてほしい
・この芝生に入ってもらいたくない

 

このお願いをそのまま言葉にすることは、あまり賢くないと本書で説かれています。
なぜなら上記のお願いは「私」のメリットの面しか表現されていないからです。

 

”あなたのお願いを実現させる答えは、自分の中にはない。相手の中にある”
と言っています。

 

つまり、

・おいしいラーメン屋さん見つけたんだけど今度行かない?
・この芝生に入ると農薬の匂いがつきます

 

こういう「相手」のメリットを前面に出した言葉にすることで、相手に受け入れやすい形となり結果、お願いが実現される可能性が高くなります。

 

人を動かすお願いごとが苦手な人でも本書を読めば、

相手に嫌な顔をされずに円滑にお願い事ができるようになるヒントが漫画形式で分かりやすく書かれています。