本の紹介”情報と秩序 -セザー・ヒダルゴ”
今回紹介するのは、「情報と秩序」。
物質の秩序・物質の配列を「情報」と定義し、どのように「情報」が具現化されるかということを原子レベルのミクロの視点から経済レベルのマクロの視点まで論じています。
本書で、製品のことを「想像の結晶」と言っています。
私たちはその「想像の結晶」である車やスマートフォンなどを使って生活しています。
日本には資源が少なく、資源を輸出して生計を立てることはできません。
そのため資源を他の国から輸入し、日本は「想像の結晶」である製品を生み出し海外に輸出する必要があります。
本書を読んで、日本は「想像力」が生命線であると感じました。
想像力を養うための教育を今一度考え直す必要がありそうです。