本の紹介”良心をもたない人たち”

”良心を持たない人が世の中にいる”
この苦い薬を飲むことは、彼らから自分の身を守るための
大きな助けになります。

 

本書では、25人に1人がサイコパス、良心を持たない気質を持っていると言っています。
良心を持たないとはつまり、彼らの心中には良心の呵責というものがなく、自分の行動がその人にどういう結果をもたらすか無視することができるということです。

良心に縛られないという意味では、彼らは自由です。
自身の出世のためなら嘘もつけるし、今まで支援してきた同僚も裏切ることもできます。いじめ・ハラスメントなどをしても良心の呵責を感じることもありません。

またIQが高く野心的なサイコパスは、社会で高い地位に就くことさえあるといいます。

 

良心を持たない人がいるという認めがたい事実を心に留めておくのは、
自分がその被害者にならないためにも必要なことだと感じました。