本の紹介”アイデアのつくり方 -ジェームズ・W・ヤング”

仕事をしていてアイデアを出さなければならない時があります。

・企画段階の時
・新たなサービス・プロダクトを作りたい時
・難しい課題にぶつかった時
上記のような時は、いくらアイデア出しに自信がある人でもいいアイデアが出ない時があります。
”よいアイデアを作るにはどうしたらいいのか”
この問いに答えてくれるのが、本書”アイデアのつくり方 -ジェームス・W・ヤング”です。

著者ヤングはこのように言っております。
”アイデアの作成はフォード車の製造と同じように一定の明確な過程であること、アイデアの製造過程も一つの流れ作業であること、(略)”
イデアは何か天から突然降りてくるような感じがしますが、ヤングはアイデアの作成は流れ作業のように一定の製造過程があるというのです。

そのアイデア製造過程とはどういうものかについて本書に書かれております。

 ・アイデアの2つの原理
 ・アイデア製造の5つの過程

本書は1980年代に日本語訳で出版され、今なお出版され続けています。アイデアについての洞察が現在にも適用できることを示しています。
また、本書は訳者あとがきを入れて100ページしかありません。
60分あれば読めてしまいますが、アイデア製造の要諦をしっかりとらえることができる良書だと思います。