本の紹介”ロボアドバイザーの資産運用革命 -お金のデザイン”

現在、お金に関する課題は少なくありません。

日本は人口減少期に入り、かつてのような右肩上がりの成長を目指すことは難しくなりました。
そのような低成長の中で、給料を上げていき老後のために貯金をしていくということは難しいことなのかもしれません。

老後のために貯金をしたとしても、その貯金の利息は微々たるものですし、さらにインフレが起きたとき現金の価値が下がってしまうリスクもあります。

現金を貯えておくこと(貯金)は万能の備えではないことが分かります。

 

そういったお金の課題に対応するものとして

注目を集めているのが「ロボアドバイザー」です。

ロボアドバイザーのサービスを利用することで、
その顧客の志向にあったポートフォリオを組むことができます。

例えばインフレリスクに備えたいや安定的なインカムをもたらすポートフォリオにしたいなど。

 

自分で銘柄を選んで運用するとなると働いている人は、なかなか忙しくて大変だと思います。ロボアドバイザーに頼んでポートフォリオを組んでもらい運用してもらうことを選択肢の中に入れてもいいのかなと思いました。

  

私も素人ながら株を少し持っていますが、
どのようなポートフォリオを組めば効果的かアドバイスしてくれる人がいるといいなと思うことは多々あります。

お金のデザインのサービスでは、それをロボットがやってくれるのですから驚きです。

ロボアドバイザーのようなフィンテックが広く普及し、資産の保全や投資といったものがもっと身近になれば、日本の眠っている金融資産が効果的に使われ、日本の経済も少しはよくなると考えれます。

 

本書はロボアドバイザーがどのようなものかわかりやすく書かれた本です。

ロボアドバイザーに興味のある方はぜひ一読されると良いと思います。