本の紹介”プログラミングは最強のビジネススキルである”

今回紹介するのは、”プログラミングは最強のビジネススキルである”という本です。

1980年代〜2000年代、日本の花形産業はソニー松下電器、シャープあるいは日立、東芝といった電機メーカー、家電メーカーでした。

そのころプログラミングスキルはあまり重要視されておらず、機械工学、電気工学が主流であったように思います。(プログラマ35歳定年説という言葉までありました)

しかし、2010年代に入り風向きが変わります。
まず家電メーカーがサムソンといった新興メーカーにキャッチアップされ価格で勝てなくなってきてしまいます。
重電を取り扱う電機メーカーなら大丈夫かといえば、そうでもなく東芝は現在苦境に立たされています。

日本の業界全体に閉塞感が漂い始めました。

一方アメリカではGoogleAmazonFacebookAppleなどといったIT産業が急成長します。(日本も今後はAIやIoTといった技術を使って産業の立て直しを計ることになると思います)

日米のこの差は”プログラミングスキル”の差であると私は考えています。
今後はビジネスで成功を考えた時プログラミングスキルが必須になると思います。

この本の題名が言うようにプログラミングスキルは”最強”のビジネススキルとなったのです。

 

本書では、情報系の学生でない人向けにコンピュータサイエンスの概要についてざっくりと書かれています。

またどのプログラミング言語を学べば良いか指針が書かれていますので、これからプログラミングの学習を考えている人の1冊目の本として適していると思います。