実験"もしプログラムがブログを書いてくれたら番外編"
AIで小説を書こうというプロジェクトがありますが、
海外では、AIが記事を書いてくれるというサービスがすでにあるようです。
上記のArticooloはユーザが入力した2〜5個のキーワードから記事を自動で作成してくれるというサービスです。
なおサインアップが必要で、自動で作成した記事を全て閲覧するにはお金が掛かります。
すでにこのようなAIが実現されていたのは驚きです。
どのような仕組みで自動で記事を書いているか気になるところです。
本の紹介”マッキンゼーが予測する未来―近未来のビジネスは、4つの力に支配されている”
”すでに起こった未来”という言葉があります。
例えば日本では人口減少、超高齢化社会は未来のことであるが、すでに起こった未来と呼ばれています。
日本では、人口減少、超高齢化社会が予想されていますが、
世界ではどのようなことが予測されているのでしょうか。
本書ではマッキンゼーが予想する”世界の未来”が詳しく記述されています。
マッキンゼーはこれから起こることとして4つの破壊的な力が働くと言っています。
・加速する科学技術のイノベーション
・世界的な高齢化が始まる
・世界経済は蜘蛛の巣のように密接に繋がる
この本を読んでいるとこれから起こることは私たちの考えている常識外であり、”常識”を新たにセットし直す必要があると思いました。
マッキンゼーが未来のことを記した力作です。
世界の未来についての”常識”をセットし直し、新しい時代を生き抜く力をつける良いチャンスだと思います。
本の紹介”まんがでわかる伝え方が9割 -佐々木圭一”
人にこうしてほしいやこう動いてほしいと思うことは日常生活でよくあることです。
例えば、
・私とデートしてほしい
・この芝生に入ってもらいたくない
このお願いをそのまま言葉にすることは、あまり賢くないと本書で説かれています。
なぜなら上記のお願いは「私」のメリットの面しか表現されていないからです。
”あなたのお願いを実現させる答えは、自分の中にはない。相手の中にある”
と言っています。
つまり、
・おいしいラーメン屋さん見つけたんだけど今度行かない?
・この芝生に入ると農薬の匂いがつきます
こういう「相手」のメリットを前面に出した言葉にすることで、相手に受け入れやすい形となり結果、お願いが実現される可能性が高くなります。
人を動かすお願いごとが苦手な人でも本書を読めば、
相手に嫌な顔をされずに円滑にお願い事ができるようになるヒントが漫画形式で分かりやすく書かれています。
本の紹介”AIが同僚”
最近、新聞でAI(人工知能)についての記事が多く載るようになってきました。
AIが私たちに取ってかわるのではないのではないか、という不安も感じることもあります。
しかし、AIはあくまで道具であり、私たちの生産性向上させるためにあるということを忘れてはいけません。
人はこれまで新しい道具を作り出し生産性を向上させてきましたが、AIもその新しい道具の一つです。
人間vsAI、という対立ではなく”AIを同僚”として協力してやっていくのが賢い考え方でしょう。
本書では、現在のAIはどういったものなのか、どういったものではないのか述べられ、各業界でAIがどのように利用されているのか情報がまとめられています。
現在のAI状況を知るのに最適な本となっています。
本の紹介”ロボアドバイザーの資産運用革命 -お金のデザイン”
現在、お金に関する課題は少なくありません。
日本は人口減少期に入り、かつてのような右肩上がりの成長を目指すことは難しくなりました。
そのような低成長の中で、給料を上げていき老後のために貯金をしていくということは難しいことなのかもしれません。
老後のために貯金をしたとしても、その貯金の利息は微々たるものですし、さらにインフレが起きたとき現金の価値が下がってしまうリスクもあります。
現金を貯えておくこと(貯金)は万能の備えではないことが分かります。
そういったお金の課題に対応するものとして
注目を集めているのが「ロボアドバイザー」です。
ロボアドバイザーのサービスを利用することで、
その顧客の志向にあったポートフォリオを組むことができます。
例えばインフレリスクに備えたいや安定的なインカムをもたらすポートフォリオにしたいなど。
自分で銘柄を選んで運用するとなると働いている人は、なかなか忙しくて大変だと思います。ロボアドバイザーに頼んでポートフォリオを組んでもらい運用してもらうことを選択肢の中に入れてもいいのかなと思いました。
私も素人ながら株を少し持っていますが、
どのようなポートフォリオを組めば効果的かアドバイスしてくれる人がいるといいなと思うことは多々あります。
お金のデザインのサービスでは、それをロボットがやってくれるのですから驚きです。
ロボアドバイザーのようなフィンテックが広く普及し、資産の保全や投資といったものがもっと身近になれば、日本の眠っている金融資産が効果的に使われ、日本の経済も少しはよくなると考えれます。
本書はロボアドバイザーがどのようなものかわかりやすく書かれた本です。
ロボアドバイザーに興味のある方はぜひ一読されると良いと思います。
本の紹介”ザ・クオンツ”
”ザ・クオンツ”
ウォール街に物理学を専門とした人達が高等数学を駆使して株価の予想を行い、
驚異的な収益を叩き出していた。
物理学を金融に応用する分野は金融工学と呼ばれるようになった。
クオンツと呼ばれたそのパイオニア達のノンフィクションの話です。
金融工学の専門用語が出てきますが、話の中でしっかりと解説されています。
この話ではウォール街に数学を持ち出し株価の分析をしましたが、
現在は、データサイエンティストという人たちが現れ始めました。
あらゆる業界で企業が持つデータを分析して、効果のある施策を打ち出そうとする人々です。
クオンツという人々はデータサイエンティストの先駆者なのだと思います。
クオンツたちがどのような考え方をしてどのような人生を送ったか参考になると思います。